グラフ
造船の町にしゃれた病院ができた—玉野市民病院
pp.13-17
発行日 1974年11月1日
Published Date 1974/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541205469
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玉野市は人口約8万.岡山から電車で40分ほどの宇野駅近辺がその中心である.海岸のすぐ近くまでゆるやかな丘陵地帯が迫り,気候は温暖,なかなか住みやすそうな町にみえる.古くから内海航路の要衝として発展したが,「宇高連絡船」を人々はすぐ想い浮べるだろう.本州と四国に橋が架ったとき,その名が記憶の底に埋もれてしまうかどうか……
だが,玉野は,こうした‘観光’都市とはちがった顔ももつ.大正初期に建てられた三井造船所などの工業が,じつはその経済を支えているといってよい.このことは‘病院’とも大いに関係がある.
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