画像診断
腎洞部脂肪腫と考えられた1例
菅谷 公男
1
,
鈴木 隆志
1
,
塙 篤美
1
,
堂北 忍
1
,
宮形 滋
1
,
土田 正義
1
1秋田大学医学部泌尿器科学教室
pp.921-923
発行日 1990年10月20日
Published Date 1990/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413904342
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症例 64歳、女性
主訴 左水腎症の精査。
既往歴 8歳のとき全身浮腫と発熱があり,腎疾患を指摘された.浮腫はその後4年間再発を繰り返した.29歳のとき虫垂炎で手術,腹膜炎併発.32歳のとき腸閉塞で手術.64歳のとき大腸ポリープで内視鏡手術.
現病歴 大腸ポリープで当院第1内科に入院中,超音波検査で左水腎症を指摘され1988年3月11日当科へ紹介となった.
検査成績 血液一般,血液生化学,尿検査および尿細胞診とも正常で,クレアチニンクリアランスは72ml/分であった.
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