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特集 私の行っている縫合と吻合の手技・3
恥骨後式前立腺全摘除術の膀胱・尿道吻合
Vesicourethral anastomosis after retropubic prostatectomy
佐藤 一成
1
,
加藤 哲郎
1
Kazunari Sato
1
,
Tetsuro Kato
1
1秋田大学医学部泌尿器科
キーワード:
恥骨後式前立腺全摘除術
,
膀胱・尿道吻合術
,
Santorini静脈叢
Keyword:
恥骨後式前立腺全摘除術
,
膀胱・尿道吻合術
,
Santorini静脈叢
pp.1125-1130
発行日 2002年12月20日
Published Date 2002/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413903669
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前立腺全摘除術の原理は,病巣を取り残さないように前立腺をen blocに摘出し,そして術後に尿漏や排尿障害をきたさないように膀胱頸部と尿道断端を吻合することである。これを成就するためには,1)局所解剖を熟知したうえで,必要かっ十分な術野を展開すること,2)安全領域を認識し,かつ不測の事態に対処できる危機管理能力を備えておくこと,および3)簡潔簡明な操作であることが重要と考える。ここでは,膀胱尿道吻合を中心として,われわれが行っている恥骨後式前立腺全摘除術を紹介した。
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