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手術手技 目でみる泌尿器科手術のポイント・8
浸潤性膀胱癌に対する膀胱温存療法におけるTURBT
Complete Transurethral Resection of Muscle-invasive Bladder Tumors
住吉 義光
1
Yoshiteru Sumiyoshi
1
1国立病院四国がんセンター泌尿器科
キーワード:
膀胱温存療法
,
complete TURBT
Keyword:
膀胱温存療法
,
complete TURBT
pp.727-731
発行日 2001年8月20日
Published Date 2001/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413903325
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浸潤性膀胱癌に対し膀胱温存療法を施行する際,visible tumorを完全に切除するcomplete TURBTを行う。切除範囲は腫瘍より2バイト位までとし,深さは筋層より膀胱周囲脂肪組織までで,脂肪が膀胱内に突出するまで切除する。最深部ではpT3aが診断可能となるようにcold cup biopsyを行う。膀胱頸部,前立腺部尿道,尿管口部位でも同様に切除する。術後のカテーテル留置期間は5〜7日間とする。
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