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手術手技 目でみる泌尿器科手術のポイント・8
経尿道的膀胱腫瘍切除術(TURBT)
Transurethral Resection of Bladder Tumor (TURBT)
黒田 昌男
1
,
宇佐美 道之
1
Masao Kuroda
1
,
Michiyuki Usami
1
1大阪府立成人病センター泌尿器科
キーワード:
膀胱癌
,
内視鏡手術
,
TURBT
Keyword:
膀胱癌
,
内視鏡手術
,
TURBT
pp.721-725
発行日 2001年8月20日
Published Date 2001/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413903324
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TURBTは表在性膀胱癌の標準的治療として広く行われている外科的治療法である。手術のポイントは,1)無作為生検は切除前に行う。腫瘍も生検しておく,2)切除ループを膀胱壁に接触させた状態で電気メスのスイッチをONにすることはできるだけ避ける,3)電気凝固すると切除しにくくなるのでできるだけ避ける,4)膀胱を過伸展させた状態で切除しない,5)切除最深部は,生検鉗子で組織を採取する,などである。
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