増刊号特集 泌尿器科外来診療—私はこうしている
Ⅱ.外来検査法のポイント
核医学検査
川村 壽一
1
Juichi Kawamura
1
1三重大学医学部泌尿器科
pp.111-116
発行日 2000年3月30日
Published Date 2000/3/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413902901
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1 はじめに
ラジオアイソトープ(radioisotope:RI)を追跡子(tracer)として用いるRI検査法には,(1)試験管内で微量のホルモン,ペプチド,活性物質などをラジオイムノアッセイ(radioimmunoassay:RIA)により測定し,各種疾患診断に用いるin vitro検査と,(2)生体内目的臓器に集まりやすいRIを投与して,その体内や臓器内での働きや分布を体外より計測し,コンピュータ処理を加えて,臓器の機能と形態を画像として把握するin vivo検査がある1〜3)。
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