手術手技 基本手技・11
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星 宣次
1
,
小野 久仁夫
2
,
折笠 精一
1
,
池本 庸
3
1東北大学医学部泌尿器科
2仙台赤十字病院泌尿器科
3東京慈恵会医科大学泌尿器科
pp.981-983
発行日 1999年11月20日
Published Date 1999/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413902789
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浸潤性膀胱癌の骨盤内リンパ節転移の診断と治療
Neoadjuvant療法の進歩により,浸潤性膀胱癌もその80〜90%の症例が画像上CRないしPRが得られるようになってきた。Neoadjuvant療法の有効例に対して,膀胱を保存するのか,あるいは全摘すべきか迷う症例が多く,確かなstage診断,neoadjuvant療法の評価が求められているのが現状である。
当教室では浸潤性膀胱癌の診断,neoadjuvant療法の評価として,画像診断に加えて膀胱の全層生検と骨盤内リンパ節の吸引生検を行っている2〜4)。今回はリンパ節吸引生検の成績,リンパ節郭清,骨盤リンパ節転移例の治療成績について述べる。
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