増刊号特集 泌尿器科画像診断
Ⅱ.基本的な検査—手技と診断のポイント
CT検査
小池 博之
1
,
藤岡 知昭
1
Hiroyuki Koike
1
1岩手医科大学泌尿器科
pp.110-118
発行日 1999年3月30日
Published Date 1999/3/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413902565
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1 はじめに
CTは他の領域と同様に泌尿器科的画像診断においても重要な役割を担っており,特に占拠性病変に対しては,欠くことのできない検査である。そして現在では,KUB,IVP,USなどにより形態的異常が認められれば,当然のように単純CT,造影CTの順で検査が進められる。このように,CTはすでに確立した検査法として広く応用されている。したがって,ここでは単純CTと造影CTについての一般的な検査法や診断のポイントを実際の画像を示して解説する。また,ダイナミックCTは泌尿器科領域では主に腎について施行されており,これについても触れることにする。
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