増刊号特集 泌尿器科画像診断
Ⅱ.基本的な検査—手技と診断のポイント
排尿時膀胱尿道造影
佐賀 祐司
1
,
金子 茂男
1
Yuji Saga
1
1旭川医科大学泌尿器科
pp.77-81
発行日 1999年3月30日
Published Date 1999/3/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413902560
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1 はじめに
排尿時膀胱尿道造影(voiding cystourethrogra-phy:以下,VCU)は下部尿路の機能的,器質的異常の有無や,膀胱尿管逆流(以下,VUR)の有無を調べる目的で多用されている検査法である。IVPの際に膀胱内に造影剤が貯留していれば,これを利用してVCUを行うことも可能であるが,VURの診断には不向きであるため,本稿では割愛した。
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