増刊号特集 膀胱全摘除術と尿路変向術のすべて
Ⅴ 手術手技
3.尿路変向術
(1)尿失禁型
回腸導管造設術
真崎 善二郎
1
Zenjiro Masaki
1
1佐賀医科大学泌尿器科
pp.127-137
発行日 1998年3月30日
Published Date 1998/3/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413902279
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はじめに
回腸導管造設術は尿路変向の中で最も頻繁に使用されるものの1つである。各施設によって様々な変法が用いられているが,基本的な原則,手技の必然性をよく理解しておくことが肝要である。手術の巧拙が短期,長期の合併症頻度を左右することを自覚しておくべきである。操作が多いため表1のようにまとめ,これにしたがって記述する。
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