増刊号特集 泌尿器科手術における合併症管理のすべて
Ⅱ.術式別にみた術中・術後合併症の管理
D.開腹的手術
6.尿路変向術
回腸導管造設術
原林 透
1
,
野々村 克也
1
Toru Harabayashi
1
1北海道大学院大学医学研究科腎泌尿器外科
pp.150-154
発行日 2001年3月30日
Published Date 2001/3/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413903205
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1 はじめに
Kock法をはじめとする種々の腸管利用導尿型,自然排尿型尿路変向術が広く行われるようになってから十数年が経過した。しかし,Bricker式回腸導管術は手術成績が安定している点で現在も尿路変向術の標準的術式といえる。
本稿では,この術式で起こりうる合併症と予防・対策について述べる。
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