Japanese
English
綜説
生物統計学入門序説—泌尿器科領域を例として
An Introduction of Biostatistics for Urologists
樋之津 史郎
1
,
大橋 靖雄
1
Shiro Hinotsu
1
,
Yasuo Ohashi
1
1東京大学医学部 健康科学・看護学科 疫学・生物統計学教室
1Department of Epidemiology and Biostatistics, School of Health Sciences, Faculty of Medicin, University of Tokyo
キーワード:
生物統計学
,
検定・推定
,
生存時間解析
Keyword:
生物統計学
,
検定・推定
,
生存時間解析
pp.7-17
発行日 1996年1月20日
Published Date 1996/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413901660
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臨床医も,ある程度の統計学的手法に関する知識を身につけることが必要である。現在,統計手法の使い方についての解説書はいろいろあるものの,前提としている仮定や,結果の解釈などについてはあまり詳しく述べられていない。そこで,なぜ統計手法を用いるのか,統計手法を選択する際の注意点,検定・推定,p値などの基礎的概念について簡単に解説した。また,標準偏差と標準誤差の違い,ログランク検定と一般化ウイルコクソン検定の違いについて仮想データを含む例を示して解説した。
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