Japanese
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特集 前立腺癌の新しい治療法
血流改変術を用いた動注化学療法の治療成績とその問題点
Intermittent Arterial Infusion Combined with Alteration of Intrapelvic Hemodynamics for Patients with Prostatic Cancer: Clinical Results and Implication
安本 亮二
1
,
川嶋 秀紀
1
,
前川 たかし
1
,
仲谷 達也
1
,
岸本 武利
1
,
中村 健治
2
,
江崎 和芳
3
Ryoji Yasumoto
1
,
Hidenori Kawashima
1
,
Takashi Maekawa
1
1大阪市立大学医学部泌尿器科学教室
2大阪市立大学医学部放射線科
3八尾市立病院泌尿器科
1Department of Urology, Osaka City University Medical School
キーワード:
前立腺癌
,
血流改変術
,
動注化学療法
Keyword:
前立腺癌
,
血流改変術
,
動注化学療法
pp.1004-1008
発行日 1992年12月20日
Published Date 1992/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413900750
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前立腺癌の治療として手術療法1),放射線療法2),内分泌療法3)さらに内分泌化学療法4),化学療法5)などが行われている.しかし,いずれの治療を行う場合でも患者の背景因子がその治療法の選択に大きく関与している.特にそのうち年齢や合併症は治療上,患者のQOLを考慮する際の重要な因子となっている.今回,最近当教室で行った動注化学療法の成績を報告するとともに,その臨床的有用性および問題点について述べる.
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