学会印象記
「第28回国際泌尿器科学会(SIU)」に参加して―南アフリカ印象記
松本 和将
1
1北里大学医学部泌尿器科
pp.264-265
発行日 2007年3月20日
Published Date 2007/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413101046
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第28回国際泌尿器科学会は2006年11月12日より16日の5日間,南アフリカ共和国,ケープタウンにて開催されました。
外務省渡航情報(危険情報)によると,ヨハネスブルグやケープタウンは危険地域の範疇に入り「十分注意してください」となっており,近年,貧困,安価な武器の流入などにより急速に治安が悪化しているとのことでした。この内容を読んで少々不安を感じながら(家族にも一応別れを告げ?)学会へ出発しました。日本からケープタウンへの航空アクセスはさまざまな方法が考えられましたが,今回,羽田空港-関西空港-ドバイ(アラブ首長国連邦)-ヨハネスブルグ(南アフリカ)の航路を選択し,約17時間(実際2日間),3回の乗り継ぎを経て目的地ケープタウンに到着しました。途中,機上より,慢性膀胱炎,膀胱扁平上皮癌の原因として有名なビルハルツ住血吸虫が生息するマラウィー湖を望むことができました。
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