日本泌尿器科臨床史・2
泌尿器科関係学術誌の形成過程
友吉 唯夫
1
1滋賀医科大学
pp.434-435
発行日 1991年5月20日
Published Date 1991/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413900318
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今回は泌尿器科の分離独立過程を学術雑誌の変遷をとおして見ておこうと思う.
日本で最初の泌尿器科学関連の学術誌は,1901年に創刊された『皮膚病学及泌尿器病学雑誌』であり,その前年(1900年)土肥慶蔵によって設立された皮膚病学会の機関誌となった.発刊当初の名称は翌年の1902年には『皮膚科及泌尿器科雑誌』と変更され,学会名も日本皮膚科学会となった(図1).
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