画像診断
腰背部痛を主訴とした特発性後腹膜線維症
山本 晶弘
1
,
稲井 徹
1
,
井上 善雄
1
,
香川 征
1
1徳島大学医学部泌尿器科学教室
pp.81-84
発行日 1990年1月20日
Published Date 1990/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413900016
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患者 65歳,男性。
主訴 左腰背部痛。
初診 1989年5月26日
既往歴 50歳より高血圧に対し内服治療中。
家族歴 特記すべきことなし。
現病歴 1989年3月6日,左腰背部痛のため近医を受診した。排泄性尿路造影にて左腎孟,尿管の造影がなく,また腹部CTにて腹部大動脈および左総腸骨動脈周囲に腫瘤性病変を認め,精査,治療の目的で当科入院となった。
検査所見 血液一般,血液生化学,尿所見に異常を認めなかった。
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