特集 最新版! 筋層浸潤性膀胱癌の診断と治療―アンメットニーズはどこまで埋まったか
〈トピックス〉
血中循環腫瘍細胞や血中・尿中cell-free DNAを用いた低侵襲な診断法
林 裕次郎
1
,
藤田 和利
2
1大阪急性期・総合医療センター 泌尿器科
2近畿大学医学部泌尿器科学教室
キーワード:
urothelial carcinoma
,
precision medicine
,
liquid biopsy
,
cell-free DNA
,
circulating tumor cells
Keyword:
urothelial carcinoma
,
precision medicine
,
liquid biopsy
,
cell-free DNA
,
circulating tumor cells
pp.282-287
発行日 2023年3月20日
Published Date 2023/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413207765
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▶ポイント
・尿路上皮癌では血漿中だけでなく,尿中cell-free DNA解析も有用である.
・Cell-free DNAのエビデンスは蓄積しつつあり,今後は新規薬剤とのコンパニオン診断や治療後経過観察に使用される可能性がある.
・血中循環腫瘍細胞は解析技術の進歩によりさらに発展が期待できる領域である.
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