特集 泌尿器腫瘍における放射線治療―変革期を迎えた令和のトレンド
〈前立腺癌〉
前立腺癌に対する177Lu-PSMA核医学治療の現状と課題
高野 祥子
1
,
上村 博司
2
,
幡多 政治
1
1横浜市立大学大学院医学研究科放射線治療学教室
2横浜市立大学附属市民総合医療センター泌尿器・腎移植科
キーワード:
前立腺癌
,
前立腺特異的膜抗原
,
PSMA
,
核医学治療
,
セラノスティクス
Keyword:
前立腺癌
,
前立腺特異的膜抗原
,
PSMA
,
核医学治療
,
セラノスティクス
pp.572-579
発行日 2022年7月20日
Published Date 2022/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413207618
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▶ポイント
・前立腺特異的膜抗原(PSMA)をターゲットとした核医学治療が,セラノスティクスとして注目されている.
・数多くのPSMA治療薬の開発と適応拡大に向けた臨床試験が進んでおり,国内でも今後承認が期待される.
・非密封の放射性核種であるが故の規制や安全管理上の注意点も多く,これに対応できる設備と人材の確保が必要となる.特別措置病室が法制度上正式に認められるなど,改善に向けた取り組みが進められている.
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