特集 ここまで来た! 腎盂・尿管癌診療―エキスパートが語る臨床の最前線
〈治療編〉
がん化学療法後に増悪した転移性腎盂・尿管癌に対するペムブロリズマブ治療の最前線
伊藤 克弘
1
,
北 悠希
1
,
小林 恭
1
1京都大学医学部医学研究科泌尿器科学教室
キーワード:
腎盂・尿管癌
,
二次治療
,
ペムブロリズマブ
Keyword:
腎盂・尿管癌
,
二次治療
,
ペムブロリズマブ
pp.404-408
発行日 2022年5月20日
Published Date 2022/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413207581
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
▶ポイント
・プラチナ製剤治療後に進行した腎盂・尿管癌において,ペムブロリズマブの成績は,臨床試験・実臨床データのいずれにおいても膀胱癌とほぼ同等である.
・腎盂・尿管癌のみを対象とした二次治療の臨床試験は行われていないが,さまざまな新規治療薬が開発されており,腎盂・尿管癌においても個別化医療が進むと考えられる.
Copyright © 2022, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.