特集 尿道狭窄に対する尿道形成術の極意―〈特別付録Web動画〉
前部尿道狭窄に対する代用組織を利用した二期的尿道形成術
浅沼 宏
1
,
岩佐 俊
1
,
高橋 遼平
1
,
大家 基嗣
1
1慶應義塾大学医学部泌尿器科学教室
キーワード:
口腔粘膜
,
遊離グラフト
,
尿道下裂術後
Keyword:
口腔粘膜
,
遊離グラフト
,
尿道下裂術後
pp.26-30
発行日 2022年1月20日
Published Date 2022/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413207416
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▶ポイント
・高度の排尿障害例では,膀胱瘻造設でurethral restを図り,抗菌薬投与で感染尿を解消しておく.
・狭窄病変の部位・範囲・深達度を,逆行性尿道造影・排尿時膀胱尿道造影・尿道鏡・MRIで評価する.
・一期目手術では,遊離グラフトを結節縫合とキルティング縫合で陰茎海綿体白膜に縫着する.
・二期目手術では,グラフト下の剝離は最小限とし,inverted sutureで尿道形成する.
*本論文中、[▶動画]マークのあるものにつきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2024年1月末まで公開)。
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