特集 尿道狭窄に対する尿道形成術の極意―〈特別付録Web動画〉
骨盤骨折に伴う尿道外傷に対する尿道形成術
兼松 明弘
1
1兵庫医科大学泌尿器科学教室
キーワード:
骨盤骨折による尿道外傷
,
PFUI
,
尿道形成術
Keyword:
骨盤骨折による尿道外傷
,
PFUI
,
尿道形成術
pp.32-38
発行日 2022年1月20日
Published Date 2022/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413207417
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
▶ポイント
・骨盤骨折による尿道外傷(PFUI)の初期対応としては,まず尿道造影を施行してから膀胱瘻を造設する.内視鏡下に尿道を一次整復する選択もあるが,功罪ともにある.
・術前評価では,はさみ打ち尿道造影とともに,陰茎血流の評価が球海綿体虚血を避けるために重要である.
・ほとんどの症例で狭窄部切除・尿道端々吻合(EPA)が可能であるが,専門施設での対処が望ましい.
*本論文中、[▶動画]マークのあるものにつきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2024年1月末まで公開)。
Copyright © 2022, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.