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特集 前立腺肥大症(BPH)薬物治療のニューノーマル―“とりあえず”ではなくベストな処方を目指して
〈その他の薬剤〉
ステロイド性抗アンドロゲン薬と性機能障害を加味した前立腺肥大症(BPH)に対する薬物治療
Steroidal anti-androgen drugs and pharmacotherapy for benign prostatic hyperplasia in respect to sexual function
和田 直樹
1
,
柿崎 秀宏
1
Naoki Wada
1
,
Hidehiro Kakizaki
1
1旭川医科大学腎泌尿器外科学講座
キーワード:
抗アンドロゲン薬
,
性機能障害
Keyword:
抗アンドロゲン薬
,
性機能障害
pp.518-521
発行日 2021年6月20日
Published Date 2021/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413207274
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▶ポイント
・ステロイド性抗アンドロゲン薬は,大規模臨床試験による長期投与の有効性や安全性に関する根拠に乏しく,性機能障害を惹起するテストステロンの低下が重要な問題である.
・性機能を加味した前立腺肥大症(BPH)治療では,PDE5阻害薬単独もしくはPDE5阻害薬と5α還元酵素阻害薬との併用が好ましい.
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