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特集 ハイリスク前立腺癌を深掘りする―その変遷とM0 CRPCの最新治療
〈局所ハイリスク前立腺癌における課題〉
全摘除術後のアジュバントまたはサルベージ治療
Adjuvant or salvage therapy for radical prostatectomy with locally high risk prostate cancer
松本 洋明
1
,
松山 豪泰
1
Hiroaki Matsumoto
1
,
Hideyasu Matsuyama
1
1山口大学大学院医学系研究科泌尿器科学講座
キーワード:
局所ハイリスク前立腺癌
,
アジュバント療法
,
サルベージ治療
Keyword:
局所ハイリスク前立腺癌
,
アジュバント療法
,
サルベージ治療
pp.526-529
発行日 2019年7月20日
Published Date 2019/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413206669
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▶ポイント
・局所ハイリスク前立腺癌は前立腺全摘除術に加えアジュバント療法もしくはサルベージ療法などの追加治療が必要となる可能性が高い.
・前立腺全摘除術後pT3,Gleasonスコア8以上,PSA倍加時間3か月未満,生化学的再発までの期間3年未満などのリスク因子を有する症例は予後不良である.
・ハイリスク症例においても前立腺全摘除術後に適切なタイミングで64〜70Gyの十分な放射線療法や内分泌療法を追加することで予後改善が期待できる.
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