Japanese
English
特集 基礎から学ぶ下部尿路機能障害―苦手意識を克服しよう
〈病態別の診断と治療法〉
前立腺肥大症
Benign prostatic hyperplasia
松川 宜久
1
,
後藤 百万
1
Yoshihisa Matsukawa
1
,
Momokazu Gotoh
1
1名古屋大学大学院医学系研究科泌尿器科学
キーワード:
前立腺肥大症
,
診断
,
治療
Keyword:
前立腺肥大症
,
診断
,
治療
pp.220-224
発行日 2019年3月20日
Published Date 2019/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413206502
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▶ポイント
・前立腺肥大症の診断において,①自覚症状の評価,②前立腺サイズの評価,③下部尿路閉塞の評価を系統的に行うことが肝要である.
・前立腺肥大症に対する治療では,エビンデスに基づいて(ガイドラインのアルゴリズムに沿った),薬物・外科的治療を行うことが推奨される.
・男性下部尿路症状を来す病態として前立腺肥大による閉塞だけでなく,膀胱収縮障害の存在も考える必要がある.
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