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特集 あなたは考えていますか? 前立腺癌検診・生検・治療のQOLと費用対効果
〈前立腺生検 : 癌診断・監視療法中の生検負担低減の実現可能性〉
MRI-fusion生検—実施優先順位の高い対象群と生検負担低減の可能性は?
MRI-TRUS fusion image-guides prostate biopsy : the selection of priority patient and the possibility of the reduction of complication risk
小路 直
1
Sunao Shoji
1
1東海大学医学部付属八王子病院泌尿器科
キーワード:
MRI-fusion前立腺生検
,
優先順位
,
生検負担軽減
Keyword:
MRI-fusion前立腺生検
,
優先順位
,
生検負担軽減
pp.1054-1057
発行日 2018年12月20日
Published Date 2018/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413206442
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▶ポイント
・MRI-fusion生検は,mpMRI上で疑われた前立腺significant cancerを検出するのに適した検査方法である.
・本生検法の優先順位の決定には,mpMRI所見が有用であり,その評価にはProstate Imaging and Reporting and Data System(PI-RADS)が用いられることが多い.
・経会陰式および経直腸的生検アプローチを比較すると,経会陰式生検は合併症発現率(急性前立腺炎,直腸出血)が低く,anterior portionからの癌検出に優れる一方,経直腸的生検は外来で簡易に実施できることが利点として挙げられる.
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