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特集 停留精巣のすべて─小児から成人への架け橋
〈診断〉
遊走(移動性)精巣の診断と治療適応─上昇(挙上)精巣の存在も含めて
Retractile testis and ascending testis
佐藤 裕之
1
Hiroyuki Satoh
1
1東京都立小児総合医療センター泌尿器科・臓器移植科
キーワード:
遊走精巣
,
移動性精巣
,
上昇精巣
,
挙上精巣
Keyword:
遊走精巣
,
移動性精巣
,
上昇精巣
,
挙上精巣
pp.787-791
発行日 2018年9月20日
Published Date 2018/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413206380
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▶ポイント
・遊走(移動性)精巣は治療不良であるが,上昇精巣になる可能性が45〜85%に認められ,長期的経過観察が必要である.
・上昇(挙上)精巣は4歳以降〜10歳頃に顕在化し,精巣障害性を回避するため,ためらわずに手術的治療を必要とする.
・幼少期に陰囊内にあっても,精巣が拳上する可能性があることを説明する必要がある.
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