特集 症例から考える小児泌尿器疾患:小児病院での私のみかた
乳幼児によくみる泌尿器疾患 乳幼児の停留精巣・遊走精巣(2)
春名 晶子
1
,
松崎 和炯
,
神野 雅
1兵庫県立こども病院 泌尿器科
キーワード:
触診
,
停留精巣
,
精巣固定術
,
遊走精巣
Keyword:
Cryptorchidism
,
Palpation
,
Orchiopexy
pp.329-333
発行日 2022年3月1日
Published Date 2022/3/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00642.2022100727
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▼停留精巣・遊走精巣の診断は触診が最も重要である。▼停留精巣は悪性化、不妊、精巣捻転のリスクがあり、治療を要する。▼停留精巣は6ヵ月~1歳半に手術を行う。▼非触知精巣に対して超音波検査は補助的に行うが、MRIは行わない。▼遊走精巣は上行精巣(ascending testis)に注意し定期的に診察する。
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