特集 泌尿器病理 鳥瞰図―近未来の泌尿器腫瘍へズームイン
腎癌:非淡明細胞型腎細胞癌の病理
大橋 瑠子
1
1新潟大学大学院医歯学総合研究科 分子・診断病理学分野
キーワード:
非淡明細胞型腎細胞癌
,
WHO分類第5版
,
WHO2022
,
病理
Keyword:
非淡明細胞型腎細胞癌
,
WHO分類第5版
,
WHO2022
,
病理
pp.492-501
発行日 2023年6月20日
Published Date 2023/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413207856
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▶ポイント
・組織型ごとに臨床像が異なるため,WHO2022に基づき診断し,特に淡明細胞型腎細胞癌と非淡明細胞型腎細胞癌を確実に鑑別することは重要である.
・分子生物学的に定義された腎癌では分子生物学的所見が診断に必須である.
・WHO2022では乳頭状腎細胞癌のType 1/2の亜分類が廃止され,oncocytic and chromophobe renal tumorの取扱い変更が行われた.
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