Japanese
English
特集 泌尿器科医のための放射線治療学講座─基礎から徹底的に理解する
〈泌尿器科臨床への応用〉
画像誘導放射線治療(IGRT)と泌尿器腫瘍への応用
Image-guided radiation therapy (IGRT) and applications to urologic tumors
溝脇 尚志
1
Takashi Mizowaki
1
1京都大学大学院医学研究科放射線腫瘍学・画像応用治療学
キーワード:
画像誘導放射線治療
,
前立腺癌
,
膀胱癌
Keyword:
画像誘導放射線治療
,
前立腺癌
,
膀胱癌
pp.674-679
発行日 2016年8月20日
Published Date 2016/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413205763
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
▶ポイント
・IGRTは,照射直前に治療室内で取得した画像などによってターゲット位置のずれを確認し,必要な位置補正を行った後に照射する,高精度放射線治療技術である.
・IGRTにはさまざまな方法があるが,現在では体内埋め込みマーカーやCBCTを用いてターゲットの内部移動を含めた位置補正を行う方法が主流となっている.
・前立腺癌においては,IGRTによって確実な線量投与が可能となり,治療成績の向上や有害事象リスクの低減が報告されている.
Copyright © 2016, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.