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特集 もう慌てない! 重症尿路性器感染症のマネジメント
尿からESBL産生菌・MRSA・MDRPが分離されたらどのように対応するか?
Management of multidrug-resistant organisms in urine
堀野 哲也
1
Tetsuya Horino
1
1東京慈恵会医科大学感染制御部
キーワード:
ESBL産生菌
,
MRSA
,
MDRP
Keyword:
ESBL産生菌
,
MRSA
,
MDRP
pp.598-604
発行日 2016年7月20日
Published Date 2016/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413205747
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▶ポイント
・ESBL産生菌による尿路感染症では,カルバペネム系薬のほかにTAZ/PIPCやセファマイシン系薬などが有効である.
・MRSA尿路感染症では第一選択薬としてバンコマイシン,MDRP尿路感染症ではコリスチンや抗菌薬併用療法が推奨される.
・尿培養が陰性となっても,一時的に分離されていない可能性や他部位に定着している可能性を考慮すべきである.
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