Japanese
English
特集 進行期精巣腫瘍の診療─難治症例に挑む
〈導入化学療法〉
標準治療と有害事象管理
Induction chemotherapy-standard treatment and management of adverse reaction
河合 弘二
1
Koji Kawai
1
1筑波大学医学医療系腎泌尿器外科学分野
キーワード:
導入化学療法
,
治療強度
,
有害事象
Keyword:
導入化学療法
,
治療強度
,
有害事象
pp.483-488
発行日 2016年6月20日
Published Date 2016/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413205725
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▶ポイント
・BEPをはじめとする精巣腫瘍導入化学療法では,可能な限り減量を行わずに3週サイクルを維持して遂行することが最も重要である.
・そのためには,合併症のリスク評価を行い,適切なレジメンを選択すること,および有害事象の評価とそれに応じた支持療法が重要である.
・仮に4週サイクルで行った場合に,本来の目的である高い治癒率を保証するデータは存在しない.
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