Japanese
English
特集 進行期精巣腫瘍の診療─難治症例に挑む
〈導入化学療法〉
腫瘍マーカー正常化後の管理
Postchemotherapy management in patients with metastatic testicular cancer
江原 伸
1
Shin Ebara
1
1岡山大学大学院医歯薬学総合研究科泌尿器病態学
キーワード:
導入化学療法
,
腫瘍マーカー正常化
,
残存腫瘍摘除
Keyword:
導入化学療法
,
腫瘍マーカー正常化
,
残存腫瘍摘除
pp.489-493
発行日 2016年6月20日
Published Date 2016/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413205726
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▶ポイント
・進行性精巣腫瘍に対する導入化学療法後の残存腫瘍摘除は,腫瘍マーカーが正常化していることが大前提である.
・セミノーマでは,残存腫瘍が3cm以下,または3cmを超えてもFDG-PETで集積が認められない場合,経過観察が可能である.
・非セミノーマでは,残存腫瘍を完全摘除することが重要である.
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