診断のポイント
肩こり
永野 柾臣
1
1佼成病院・整形外科
pp.184-189
発行日 1972年2月10日
Published Date 1972/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402203993
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肩こりとは肩関節周囲から項頸部,肩甲骨間部にかけ,こわばった感じ,筋の緊張,不快感,時に鈍痛を伴い,運動痛や頸椎・上肢帯の運動制限をみることもある状態である。
このいわば症候群の診断には,原因や発生病理の理解が緊要であるが,発症機序は経験的な推測にすぎない画が多い.また頸部や上肢帯の機能的・運動学的解剖学の知識も大切である.
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