Japanese
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特集 ロボット時代の泌尿器科手術②—新たな術式への挑戦
Ⅱ.膀胱癌に対するロボット支援膀胱全摘除術
リンパ節郭清
Lymph node dissection
土谷 順彦
1
,
鶴田 大
1
,
齋藤 満
1
,
井上 高光
1
,
成田 伸太郎
1
,
羽渕 友則
1
Norihiko Tsuchiya
1
,
Hiroshi Tsuruta
1
,
Mitsuru Saito
1
,
Takamitsu Inoue
1
,
Shintaro Narita
1
,
Tomonori Habuchi
1
1秋田大学大学院医学系研究科腎泌尿器科学講座
キーワード:
膀胱癌
,
ロボット支援膀胱全摘除術
,
骨盤リンパ節郭清
Keyword:
膀胱癌
,
ロボット支援膀胱全摘除術
,
骨盤リンパ節郭清
pp.918-923
発行日 2015年10月20日
Published Date 2015/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413205470
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要旨 近年,骨盤リンパ節郭清(PLND)の郭清範囲や摘除リンパ節個数が予後に影響を与える可能性が指摘されている。一方,ロボット支援膀胱全摘除術(RARC)におけるPLNDでは,開放手術よりも有意に摘除リンパ節個数が多いことが示されている。われわれは施設倫理委員会の承認後,患者から書面による同意を得たうえで,9例に対してRARCならびに拡大PLND(ePLND)を施行した。本稿ではその経験に基づいて,RARCにおけるePLNDの実際を図を交えながら概説する。
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