Japanese
English
特集 ロボット時代の泌尿器科手術①—前立腺癌に対する新たなスタンダード
Ⅰ.術式
腹膜外アプローチ
Robot-assisted radical prostatectomy:extraperitoneal approach
黒川 覚史
1
,
梅本 幸裕
2
,
水野 健太郎
2
,
岡田 淳志
2
,
河合 憲康
2
,
戸澤 啓一
2
,
安井 孝周
2
Satoshi Kurokawa
1
,
Yukihiro Umemoto
2
,
Kentaro Mizuno
2
,
Atsushi Okada
2
,
Noriyasu Kawai
2
,
Keiichi Tozawa
2
,
Takahiro Yasui
2
1名古屋徳洲会総合病院泌尿器科
2名古屋市立大学大学院医学研究科腎・泌尿器科学分野
キーワード:
ロボット支援前立腺全摘除術
,
腹膜外アプローチ
,
6ポート
Keyword:
ロボット支援前立腺全摘除術
,
腹膜外アプローチ
,
6ポート
pp.824-831
発行日 2015年9月20日
Published Date 2015/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413205450
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要旨 ロボット支援前立腺全摘除術(RARP)は,アーム同士が干渉しないよう操作腔の広い経腹膜アプローチで行われることが多い。しかし,患者の既往歴によっては腹膜外アプローチが望ましい場合もある。特に,体格の小さな患者に対して腹膜外アプローチでRARPを行う場合は,アーム同士の干渉や切離した前立腺の処理方法などに課題がある。本稿では,これらの課題を克服するための工夫など,われわれが実際に行っている手術手技について報告する。
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