Japanese
English
セミナー 泌尿器科領域における手術部位感染・5
泌尿器科領域における術後感染対策Ⅱ―体腔鏡手術
Prevention of surgical site infection after laparoscopic surgery in urology
戸澤 啓一
1
,
橋本 良博
1
,
安井 孝周
1
,
小島 祥敬
1
,
梅本 幸裕
1
,
郡 健二郎
1
Keiichi Tozawa
1
,
Yoshihiro Hashimoto
1
,
Takahiro Yasui
1
,
Yoshiyuki Kojima
1
,
Yukihiro Umemoto
1
,
Kenjiro Kohri
1
1名古屋市立大学大学院腎・泌尿器科学分野
キーワード:
術後感染対策
,
体腔鏡手術
,
手術部位感染
Keyword:
術後感染対策
,
体腔鏡手術
,
手術部位感染
pp.1069-1071
発行日 2009年12月20日
Published Date 2009/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413101867
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要約 周術期感染症は泌尿器科において重要な感染症であり,現疾患治療に悪影響を及ぼし,患者のQOLを低下させるばかりでなく,医療コストの増加にも直結する。体腔鏡手術では,従来の開放手術に比べ周術期感染症の発症率は低いとされているが,十分なエビデンスは示されていない。本稿ではこれまでの文献を基に,体腔鏡手術における周術期感染症,特に手術部位感染(surgical site infection:SSI)の予防について概説する。
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