病院めぐり
岩手県立磐井病院泌尿器科
竹田 篤史
1
1岩手県立磐井病院泌尿器科
pp.219
発行日 2015年2月20日
Published Date 2015/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413205171
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岩手県一関市は東北地方のほぼ中央,宮城県との県境にある人口12万人の地方都市です。平安時代からの交通の要衝で古くは奥州藤原氏の都,平泉の南の玄関口として栄えました。2011年に市内平泉町の中尊寺をはじめとする平泉史跡郡が世界遺産に登録されたのは記憶に新しいところです。
そんな一関市で,岩手県立磐井病院は315床20診療科の病院機能評価認定病院,基幹型臨床研修病院,地域がん診療連携拠点病院,地域周産期医療センター,地域医療指定病院として岩手県南と宮城県北をカバーしています。1935年の開院より80年の間,1947年アイオン・1948年カスリン台風による2回の大水害,1978年に宮城県沖地震,2008年に岩手・宮城内陸地震,2011年に東日本大震災と3回の大地震を経験し,その都度地域の災害拠点病院として役割を果たしました。
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