教室だより
東京慈恵会医科大学泌尿器科学教室
池本 庸
pp.636
発行日 1989年7月20日
Published Date 1989/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413205028
- 有料閲覧
- 文献概要
本邦における最初の独立した泌尿器科学講座教室として,1922年私達の教室は誕生した。初代教授は日本泌尿器科学会の創設者の一人である朝倉文三先生である.その後渡辺一郎教授が継ぎ,1952年(昭和27年)には先代南武教授が外科教室より就任,現在の町田豊平教授は第4代の教授として1975年(昭和50年)より教室を主宰,今日に至っている。
現在慈恵医科大学の付属病院は本院(港区新橋),青戸病院(葛飾区),第3病院(狛江市),柏病院(千葉県)の4カ所にあり,(総病床数2,300床のうち)約100床を泌尿器科が運用している。また大学の教室関連病院は官公立8病院を含め15病院に及んでおり,研修医を含め62名を数える教室員がこれらの病院で日夜汗を流している。大学の現スタッフとしては本院には町田教授,大石助教授,第3病院に増田教授(定員外),青戸病院に小野寺講師,柏病院に小寺講師がそれぞれ医長として数名のスタッフとともに診療を行っている。
Copyright © 1989, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.