教室だより
獨協医科大学泌尿器科学教室
金子 克美
pp.917
発行日 1988年10月20日
Published Date 1988/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413204854
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我々の獨協医科大学は,県庁所在地である宇都宮市と歴史の町栃木市のほぼ中央に位置し,最も近くの駅は"おもちゃのまち駅"という一度聞いたら忘れることのない駅を有しております。約14万坪の林に囲まれた閑静な,患者にとっては最高の環境の敷地に立地しており,敷地内には教養,基礎,臨床,病院等の各棟を個別に有し,各棟はすべて通路にてつながっています。多くの施設が十分なスペースを確保しているにもかかわらずそれでもまだたくさんの自然を残しているため,早朝は回復期の数多くの患者達が散歩を楽しみ,その中を我々が登院して来ます。
獨協医科大学泌尿器科学教室は,1974年4月1日に高崎悦司教授の赴任とともに,泌尿器科学教室として正式に発足しました。開設当時は,高崎悦司教授以下,島野栄一郎助教授,永田正義講師の3名のスタッフであり,新設医大の常として,臨床および研究面での人員,施設の不足がありましたが,高崎教授のご尽力により年々各部門の充実を見るに至っています。現在開設15年目に当たりますが,高崎悦司教授,村橋勲助教授,鈴木徹助教授,本田幹彦講師以下7名の教室員となっており,まだまだ人員面での不足はありますが少数精鋭の言葉どおり,付属病院および教室での診療,研究,教育に努力しております。
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