学会印象記
驚かされた学会の発展ぶり—第83回アメリカ泌尿器科学会総会に出席して/印象にのこったESWLの口演—第83回アメリカ泌尿器科学会に出席して
中村 宏
1
,
秋元 成太
2
1防衛医科大学校
2日本医科大学
pp.790-791,793
発行日 1988年9月20日
Published Date 1988/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413204824
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本年度のアメリカ泌尿器科学会(AUA)総会は,6月3〜7日の5日間ボストンのJohn B.Hynes Convention Centerで,Lahey ClinicMedical CenterのDr.Joseph B.Dowd会長の下で開催された。
総会に先立ちAUAの一部として,6月1日の午後と2日の午前午後にわたって,第3回目のSUE (Society for Urology&Engineering)と「米国/日本泌尿器科研究フォーラム」との合同会議がSheraton Hotelで開かれた。「癌の発見のための光学的分光鏡検査」,「最も新しい世代のESWL」という特別のセッション,渡辺泱教授(京都府立医大)司会の「鍼術の基礎的研究とその泌尿器科領域への応用」というパネル・ディスカッション,菊地眞教授(防衛医大応用電子工学)による招請講演2題,「泌尿器科における赤外線レーザーの新しい役割」,「癌の治療における補助的温熱療法」の他,膀胱癌,レーザー技術,腎機能と腎癌,手技と技術,前立腺癌に関する一般演題28題がプログラムに載っていたが,今回のSUEは学会前に会長のDr.Nagamatsuが入院されたせいか,
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