教室だより
北海道大学 泌尿器科教室/琉球大学 泌尿器科学教室
富樫 正樹
,
小山 雄三
,
大澤 炯
pp.58,79
発行日 1988年1月20日
Published Date 1988/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413204657
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私たちの北大泌尿器科教室は1952年辻一郎名誉教授を東大よりお迎えするとともに,従来の皮膚泌尿器科より分離独立しました。以来辻教授は30年間教室を主宰され,1982年3月に定年退官されました。その間広い分野に数多くの業績を残され,中でも小児泌尿器科,神経因性膀胱,再生膀胱などが特筆されます。1982年8月に小柳知彦教授が辻名誉教授の後継者として教室を主宰され,昨年で5年を迎えました。昨年11月には教室同門約100名が参加し,5周年記念講演会ならびに記念祝賀会が盛大に行われ,同時にこれを機会に5年間の業績をまとめた業績集も作成しました。
この35年間で教室の同門会員は135名に達し,現教室員は52名と"大泌尿器科"教室となっており,各自大学および28の関連研修病院で研讃に励んでおります。教室は若い教室員が多いせいもあり,自由活発な議論,積極的な思考と行動,斬新なアイディアが教室の特徴となっており,研究室の成果を臨床に還元し応用することをめざしております。 われわれの一週間を紹介しますと, (月)は手術日, (火)は朝8時から抄読会,8時半から術後カンファレンス,症例検討,総回診その後外来となります。(水)は手術日,(木)は外来, (金)は8時半から総回診その後学生講義および外来となり,午後にはレ線カンファレンス研究発表会が行われ, (土)は外来診療となっております。
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