印象記
第14回国際化学療法学会
熊澤 淨一
1
Joichi Kumazawa
1
1九州大学医学部泌尿器科学教室
pp.710-711
発行日 1985年8月20日
Published Date 1985/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413204115
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第14回国際化学療法学会(14th International Congressof Chemotherapy)は雨雲たなびく国立京都国際会館において本年の6月23日より28日まで開催された。70カ国より約6,000名が参加する大会議であつた。
まつたく同一期間にウィーンにおいて第20回国際泌尿器科学会が行われたため泌尿器科関係の発表はごく少数になるのではないかと危惧していた。ところが,一般口演,ポスター共に泌尿器科領域の基礎的,臨床的な化学療法の発表,とくに尿路感染に関しては前回までと比してそれほど少なくなかつた。欧州からの参加が比較的多かつたが,ウィーンはいつでも行けるので,めつたに行けない京都に参加しようと考えた人が多かつたのかもわからない。
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