Japanese
English
手術手技
尿道直腸瘻の手術
Operative Procedure for Division of Urethrorectal Fistula
宮野 武
1
Takeshi Miyano
1
1順天堂大学医学部小児外科学教室
1Department of Pediatric Surgery, Juntendo University, School of Medicine
pp.561-567
発行日 1985年7月20日
Published Date 1985/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413204077
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はじめに
尿道直腸瘻は成人領域では直腸の手術やpull-through術の術後合併症あるいは外傷性に生じたものなどがみられる。一方,小児では鎖肛やヒルシュスプルング病などの根治術(pull-through)に際して尿道損傷により生ずるものもあるが,多くは鎖肛(ないし直腸肛門奇形)の合併奇形として先天的に存在するものが多い。今回は先天性の鎖肛に伴う尿道直腸瘻の治療経験を中心に述べる。
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