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特集 泌尿器科領域における腫瘍マーカー
前立腺癌の腫瘍マーカー
Tumor Markers in Prostate Cancer
島崎 淳
1
,
布施 秀樹
1
Jun Shimazaki
1
,
Hideki Fuse
1
1千葉大学医学部泌尿器科学教室
1Department of Urology, School of Medicine, Chiba University
pp.379-386
発行日 1985年5月20日
Published Date 1985/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413204039
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前立腺癌の腫瘍マーカーといえば酸性フォスファターゼがあげられ,既に応用されてから50年になる。この測定は現在前立腺癌の臨床に不可欠であり,もつとも頻用されている検査である。しかし,腫瘍マーカーを酸性フォスファターゼのみで解決できるわけでなく,特異性や感度でなお改善すべき点をもつている。これを補わんとすべく,他のマーカーが登場しいろいろ検討されており,この方面の知見は急速に進歩しつつある1〜3)。
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