Japanese
English
手術手技
小骨盤腔リンパ節郭清術
Pelvic Lymph Nodes Dissection
垣添 忠生
1
,
松本 恵一
1
,
西尾 恭規
1
,
大谷 幹伸
1
Tadao Kakizoe
1
,
Keiichi Matsumoto
1
,
Yasunori Nishio
1
,
Mikinobu Ohtani
1
1国立がんセンター泌尿器科
1Urology Division, National Canccr Center
pp.855-860
発行日 1984年10月20日
Published Date 1984/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413203898
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はじめに
泌尿器科領域における小骨盤リンパ節郭清術の主な適応は膀胱癌と前立腺癌である。われわれの226例に及ぶ本手術施行例の大多数は膀胱癌で,前立腺癌に対する施行経験はまだ日が浅い。しかし,いずれの場合も基本的な手技は同じである。リンパ管の走行は血管の走行と一致すると考えられるので,骨盤内動静脈を完全に露出することを心がければ目的は達せられる。二,三の要点と,最近われわれが特に留意している点を中心にその方法を紹介する。
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