手術手技
迫加発言 2
藤村 宣夫
1
Nobuo Fujimura
1
1徳島大学医学部泌尿器科学教室
pp.120-121
発行日 1983年2月20日
Published Date 1983/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413203511
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1954年にHutchがVURに対する問題を提起して以来,すでに30年近くが経ち,わが国においても,病因,診断,治療に関する報告は枚挙にいとまがなく,逆流防止手術法も変法を含めると20種類以上におよぶが,現在ではPolitano-Leadbe-tter法とその変法,Paquin法,Gregoir法,Hu-tch法,Cohen法など,数種類の方法が行われており,手術成績もひと昔まえに比べて,ほぼ満足すべきレベルに達していると思われる。
われわれは,1966年にPolitano-Leadbetter法を6歳男児に行つて以来,1981年6月まで本法を施行してきたが,その後はCohen法を採用している。
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