文献抄録
膀胱癌に対する最近の腔内照射治療について
pp.129
発行日 1982年2月20日
Published Date 1982/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413203293
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著者らは選択された55症例の非浸潤性膀胱癌患者にラジウムをポイントソースとする腔内照射治療を行つて,その長期成績について報告している。
線源として25mgラジウムを0.5mm白金にて被覆し,径2.3mm,長さ10cmのものを使用した。これを容量30mlのFoley-catheterの中心に固定,不動にしておく。この線源で膀胱壁までの距離2.3cmとして24時間に膀胱粘膜照射線量は約1,000radである。粘膜下2mmではその90%,5mmでは75%,13mmでは50%に減小する。
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