Case Study
左腎部石灰化を伴う小児腹部腫瘤症例
富田 勝
1
1日本医大泌尿器科
pp.923-926
発行日 1979年9月20日
Published Date 1979/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413202821
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
3歳6ヵ月,男児。
妊娠および出産に異常なく,生後も順調に発育したが,2歳頃より体重の増加少なく,小児科医受診。腹部腫瘤も認められ,諸検査の結果1t.renal massの診断のもとに手術が行なわれた。手術は経腹膜的に施行されたが,結腸が腫瘤と密に癒着,腸間膜のリンパ節にも腫大あつて摘出不能であつた。
Copyright © 1979, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.