学会印象記
第9回国際不妊学会会議
松本 泰
1
1帝京大泌尿器科
pp.646-647
発行日 1977年7月20日
Published Date 1977/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413202398
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1977年4月12日より5日間,米国のマイアミビーチで上記学会が第33回米国受精学会(The American Fertility Society)と合同で開催され,日本からも百数十名の方が出席された。幸い小生も参加する機会を得ました。会場となつたFontaine-bleau Hotelはマイアミビーチではもつとも大きく,由緒あるホテルで,リゾートホテルとしてあらゆる機能を備えている立派な建物でした。
第1日目(4月12日)のprogramは第10回Postgraduate courseのためのもので,本学会は実質的には13日から始まつた。毎日朝8時45分から午後7時半までびつしりと詰まつたプログラムではあつたが,適当にdiscussionの時間が組み込まれており,活発な討論が展開された。sym-posiumは,(1)Endoscopy,(2)Tubal Surgery,(3)Current Con-cepts in Endometriosis,(4)Immu-nology,(5)Evaluation of Offspringof Infertility Patients(このsessionはスペイン語によつて行なおれた)の5つが組まれており,一般演題は15の項目に分けられ,5つの会場で行なわれた。
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