学会印象記
第8回国際臨床病理学会/第10回国際検査技師会会議
中野 栄二
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1日大臨床病理
pp.173,193-194
発行日 1973年2月15日
Published Date 1973/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542907982
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臨床病理の広さを再認識
第8回国際臨床病理学会(ⅤⅢ World Congress ofAnatomic and Clinical Pathology,学会長MartinNordmann M.D.)が昨年9月12日より5日間ミュンヘンにてWorld Association of Societies of (Anato-mic and Clinical) Pathology (会長John AndujarM.D.;USA)の主催のもとに開かれた.ミュンヘンはオリンピック直後ではあったが,オリンピックムードやその騒々しさは感じられず,落ち着いた静かな南ドイツの中心都市で,学会は市の中心部より少し離れたシェラトンホテルで行なわれた。参加者は約600人で日本からは約40名参加し,総演題数244で,西ドイツ約80題,アメリカ約50題と多く,日本からは17題であった。しかし日本から実際に発表されたのは13題で,残りの4題はH研究機関が無断欠席し発表されず,学会に迷惑をかけたことは残念であった.
講演は4会場に分かれて行なわれ,演題はMain se-ssionsとSpecial sessionsに分けられ,Main sessionsのテーマは次のごとくであった.
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